[2019年05月29日]

雨を見て眉重くゐる紫蘭かな

岡本 眸(1928~2018)

紫蘭が夏の季語。
野生する蘭の一種で、山野や草原に自生していますが、観賞用にも庭に植えられています。野生の蘭の中でも紫蘭は栽培しやすいと言われています。ラン科の多年草。夏に、30~50センチほどの花茎を伸ばし、3~5個の紫色の明るい花を総状につけます。地中にある茎は白及根(はっきゅうこん)と呼ばれて薬用になります。また、粘りがあるので七宝細工の接着剤にもなります。
この句は、雨の日の作者の心情を紫蘭の花に託しています。いかにも眉が重い雨の日ですね・
作者おかもと・ひとみの紹介は、2005年4月14日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・川崎市登戸の殺傷事件、容疑者の男はわずか10数秒の間に19人を襲撃した模様。人を殺傷して自らも死ぬことを「拡大自殺」と呼ぶそうです。道連れにされるほうは、たまったものではありません。人の心の闇の深さは無限です。いくら本を読んでもわかりませんね。

投稿者 m-staff : 2019年05月29日 09:53

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