[2019年06月04日]

かくれ咲く命涼しき鴨脚草

富安風生(1885~1979)

鴨脚草(ゆきのした)が夏の季語。虎耳草、雪の下、虎の耳、つるあふひ、ねこのみみ、鴨足草も同意の季語です
鴨脚草は、葉の模様が鴨の脚に似ているところから、虎耳草は、漢名で花弁の形からきています。ユキノシタ科の多年草。ほの暗い場所や湿地に群生しています。草の丈は15~30センチほど。葉は丸くて厚く、葉の表面は緑で裏は赤色をしています。5月から7月にかけて紅紫色線毛のある茎を出して、白色五弁の花を咲かせます。扇状に並んだ上3枚の花弁は短く尖っていて紅色の斑があります。雪の下は、冬に雪の下で枯れずに緑を保つことから来ていますね。
この句では、白い花が隠れて咲いているように見える鴨脚草の風情をよくとらえ、「命涼しき」とは繊細な表現ですね。
今日から歯と口の環境週間。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・中国の北京で「天安門事件」が起きてから今日で30年になりました。事件の見直しや責任を問う声は封じ込められたままで、言論統制はいっそう強化され、政府への批判も徹底的に抑え込まれています。中国は共産党一党支配の国ですから、民主化するには問題山積ですね。

投稿者 m-staff : 2019年06月04日 09:42

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