[2019年06月10日]

時の日を麦の穂に乗る雀達

秋元不死男(1901~77)

時の日が夏の季語。時の記念日も同意の季語です。
今日は、時の記念日。日本ではじめて時計が使われたのは671(天智10)年の4月25日と言われています。その日を太陽暦に直すと6月10日になります。当時は漏刻(ろうこく)と呼ばれる水時計で、管でつないだ4つの箱を階段状に置き、水の漏れる量によって時刻を示すものでした。時間を尊重して生活の改善を図る時の記念日は、1920(大正9)年に制定され、それ以後全国的な行事として続いていますね。今のような分刻みの生活が行き渡るのは戦後のことです。
この句は、時の日に、せわしなく飛んでいる雀達が麦の穂に乗って一休みしている情景をとらえています。
作者あきもと・ふじおの紹介は、2005年4月24日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・香港で、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例に反対して、1997年に香港が中国に返還されて以来、最大規模のデモが行われました。主催者の発表では103万人が参加したということです。折から天安門事件関係者への慰霊もあって多くの人が集まりました。22年たっても香港と中国本土との闘いは収まりませんね。

投稿者 m-staff : 2019年06月10日 09:31

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