[2019年06月20日]

くちなしの花夢見るは老いぬため

藤田湘子(1926~2005)

くちなし(梔子)の花が夏の季語。花梔子、山梔子の花も同意の季語です。
アカネ科の常緑低木。高さは1~2メートルほどで、多くは庭に植えられています。6月ごろになると細長くねじれた蕾がほどけて白い6弁花が開き芳香を放ちます。特に夜に強く香ります。花の咲き始めは白く、時がたつと黄色くなります。古くから染料や薬用に用いられました。梔子の実が熟しても口を開かないので「くちなし」の名前が付いたと言われています。
この句では、白色の6弁花の梔子の花を見ながら、そういえばよく夢を見るのは、希望があるからかなあ、と詠っています。
作者ふじた・しょうしの紹介は、2005年4月22日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・高知県の人口が70万人を割りました。人口が70万人を下回るのは鳥取県、島根県に続いて3県目。都市部への人口流出、それに自然減が続き、少子化と高齢化に自治体はどこでもたいそう頭を悩ませていますね。

投稿者 m-staff : 2019年06月20日 09:52

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