[2019年06月23日]

竹植て夜となる頃や框酒

石塚友二(1906~86)

竹植えてが夏の季語。竹植う、竹移す、竹酔日(ちくすいじつ)、竹迷日(ちくめいじつ)、竹誕日(ちくたんじつ)、竹植う日なども同意の季語です。
陰暦の5月13日に竹を植えると、必ず根付くという中国の古い俗説があります。日本では、ちょうど梅雨の時期で移植に適したころですね。竹酔日とも言いますが、この句でもその夜は早速に植えた竹をめでながら縁框(えんがまち)で框酒(かまちさけ)を茶碗で飲みます。いずれにしても酒と連動する「竹植う日」で、竹酔日は竹を植えることを口実にした酒飲み日でしょうね。
今日は、沖縄慰霊の日。日本軍はアメリカに抗戦のすえ全滅。住民20万人が亡くなりました。合掌。
作者いしづか・ともじの紹介は、2005年10月9日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・23日早朝、実刑確定の刃物を持った逃走男が横須賀市内のアパートで逮捕されました。逃走から5日目の逮捕で、検察や警察がようやくホッとしていることでしょう。それにしても人騒がせの事件が続きますね。

投稿者 m-staff : 2019年06月23日 10:00

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