[2019年06月24日]

山一つ夏うぐひすの声を出す

平井照敏(1931~2004)

夏うぐひす(鶯)が夏の季語。老鶯(ろうおう、おいうぐひす)、乱鶯(らんおう)、残鶯(ざんおう)なども同意の季語です。
私の住んでいる裏の武山では、鶯の鳴き声が朝から晩まで聞こえています。春に市街地で囀っていた鶯は、夏になると次第に山へ移動します。鳴き声もホーホケキョという囀りではなく、チャッチャッという控えめな地鳴きに変ってゆきますね。昔は、これを生気が失われた、老いた鳴き声ととらえて「老鶯」と呼びました。また、山地に帰らずに平地にとどまっているのを「残鶯」とも呼んでいます。
この句では、いくつもある山の一つから、元気に夏鶯が鳴いている、と詠っています。作者にとっては思いがけなかったのでしょうね。
作者ひらい・てるとしの紹介は、2005年4月17日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・アセアン諸国は、15年後の2034年のサッカーワールドカップを10か国で共同開催することに合意しました。10か国でどのような大会を運営するのかは今後の協議に待ちますが、スポーツを通じてアセアンの団結を示すにはいい機会ですね。

投稿者 m-staff : 2019年06月24日 09:48

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6881