[2019年06月25日]

交響楽運命の黴拭きにけり

野見山朱鳥(1917~70)

黴(かび)が夏の季語。青黴、白黴、黴の宿、黴煙、黴の香なども同意の季語です。
さすがに梅雨の時期は、何もかも黴臭くなりますね。例えば、食べ物、衣服、家具や書籍など住居に関わるものにまで発生します。青、赤、白、黄など多種な黴は微細な下等菌類です。物を腐敗させ分解するなど、食品、薬品など有効に使用される一方で、食物を通して人間の生命にまで及び、体内に入り込んだりして油断の出来ない菌ですね。メーカーは、除菌の出来る製品に大いに力を入れています。
これはまた面白い句ですね。ベートーヴェン作曲の交響曲第5番「運命」の黴を拭くなどは思いもしない発想です。第1楽章第1主題について、作者自身は「運命はこのように戸をたたく」と語っています。
作者のみやま・あすかの紹介は、2005年4月19日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・今一番心配なのは、アメリカとイランの関係。危ない大統領はイランの最高指導者ハメネイ師らを対象にアメリカ国内の資産を凍結され、アメリカの金融システムで取引が禁止されるなどの制裁を課すと発表しました。イランが強く反発するのは確実で、緊張が一層高まっています。

投稿者 m-staff : 2019年06月25日 09:38

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