[2019年07月11日]

耳成も滴る山となりにけり

川崎展宏(1927~2009)

滴るが夏の季語。滴り、山滴り、苔滴りなども同意の季語です。
滴りとは、山路の崖や岩の間から、自然ににじみ出た水が岩肌や苔などを伝って滴り落ちる状態、または、その水のことを言います。掌などに受けて飲み、喉の渇きをいやし、涼しさを満喫します。たいていは日の当たらないところが多く、泉や清水よりは、暗く密やかな感じが漂いますね。
この句の「耳成(みみなし)」は、奈良県橿原市の東方に位置する標高140メートルの小山のこと。畝傍山(うねびやま)、香具山(かぐやま)とともに大和三山と呼ばれています。和歌に多く取り上げられた耳成山も夏のなって滴っている、と詠っています。
作者かわさき・てんこうの紹介は、2006年2月21日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・「神の子、マー君」(ヤンキースの田中将大)が凄いことをやりました。第90回オールスターゲームで初出場、初勝利。彼は、運の強い、何か「持ってる」人ですね。驚きと同時にとても嬉しい日でした。

投稿者 m-staff : 2019年07月11日 09:44

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