[2019年07月12日]

浮葉巻葉立葉折れ葉とはちすらし

山口素堂(1642~1716)

はちすが夏の季語。蓮、はちすの花、蓮華、紅蓮、白蓮(びゃくれん)、蓮池なども同意の季語です。
スイレン科の多年草。原産地はインド。日本でも古代蓮の実が発見されて、かなり古い時代に渡来したとされていますね。蓮の池や池、沼などに白、淡紅色の花を咲かせます。花の後に花托が伸びて、蜂の巣のようになるので「はちす」とも呼ばれます。
作者は、江戸の不忍池の近くに住んで、池の蓮、とりわけ葉の様々な形を好んで句にしました。この句でも蓮の葉のいろいろな形象が句に表現されています。
作者やまぐち・そどうの紹介は、2005年6月7日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた1」、岩波新書、1994年刊)
・今年は梅雨らしい梅雨というべきか、毎日がうっとうしく感じられますね。このようなときは、じっくり本を読んではどうでしょうか。いま、白井聡著「増補「戦後」の墓碑銘」(角川ソフィア文庫、2018年刊)にはまっています。著者の説によると、早晩、アメリカは日本を収奪の対象とする政策を進めると述べています。

投稿者 m-staff : 2019年07月12日 10:12

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