[2019年07月18日]

蝸牛おのが微光の中をゆく

千代田葛彦(1917~2003)

蝸牛(かたつむり)が夏の季語。蝸牛(かぎゅう)、かたつぶり、ででむし、でんでんむしなども同意の季語です。
陸生の巻貝。2~3センチほどの渦巻形の貝殻を背負い、植物の葉を食べるため農業害虫とされています。日中は葉陰や木陰にひそみ、雨天や夜間になると現れて活動します。湿気を好み、梅雨期の雨後などによく見られましたが、いまでは急激に減少していますね。
この句のポイントは、「おのが微光」。自らの姿のわずかな光の中で、ただ黙然として動いている姿が印象的です。
蝸牛は、どこか明るく、童心がよみがえりますね。
作者ちよだ・くずひこの紹介は、2006年1月7日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」、邑書林、1996年刊)
・大リーグ、カブスのダルビッシュ投手は、レッズ戦に先発し、6回無失点で4月以来、81日ぶりの勝ち星となる今シーズン3勝目を挙げました。勝ち星に恵まれずに苦しんでいたことが嘘のような素晴らしいピッチングでした。長いトンネルを抜けてチームの信頼が戻るように願います。

投稿者 m-staff : 2019年07月18日 09:42

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