[2019年07月19日]

夏霧に薄日さしたる深山草

飯田龍太(1920~2007)

夏霧が夏の季語。夏の霧も同意の季語です。
このところの雨続きで、普段には見ることの少ない夏の霧が発生したりしています。霧と言えば秋の季語ですが、山地や海辺では夏の霧が発生することがあります。大気中の水蒸気の量が多く、対流が盛んになるためで、海辺では気温と水温の差が大きくなる時に起こります。また例えば、盆地などでは8月になると霧が多く発生します。
この句では、甲州の山地の夏の霧をとらえて、夏霧の中で、深山草に薄日が差してきた、と詠っています。幻想的な光景が浮かんできます。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・京都のアニメーション制作会社で放火事件。死者33人、重軽傷35人。ガソリンとみられる液体をまいて火をつけ、爆発的な火災が起きて、多くの犠牲者を生みました。どうしてこのような放火が起きたか、原因究明が急がれます。また、事件を防ぐための備えの状態はどうであったのでしょうか。事件で亡くなられたみなさまに合掌。

投稿者 m-staff : 2019年07月19日 09:45

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