[2019年07月20日]

ふかぶかと沁みたる雨や土用入

木津柳芽(1892~1978)

土用入(どよういり)が夏の季語。土用、土用明、土用前、土用中、土用太郎、土用次郎、土用三郎なども同意の季語です。
陰陽五行説では、春は木、夏は火、秋は金、冬は水が支配するとし、各季節の終わりを土が支配するとしています。これが土用で1年に4回あるとされています。夏は小暑後13日から立秋までで、夏の土用だけが一般に土用と言われ、もっとも暑さが激しく、士気が盛んなときですね。土用に入りの日が土用太郎、2日目が土用次郎、3日目が土用三郎と呼びます。
この句では、土用入の日の士気の盛んなときに、深々とした雨が沁みるように降っている、と詠っています。
作者きづ・りゅうがの紹介は、2007年8月13日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・京都アニメの放火事件、狭い事務所にガソリンをぶちまけて火を付ければ大惨事になることは自明の理。犯人の精神状態を思い、誰も止めることができない悲しさに唖然とします。現在、NHKの朝ドラで「なつぞら」が放映されています。アニメーターの生態を垣間見ることができます。亡くなった方々の無念が伝わってくるようです。

投稿者 m-staff : 2019年07月20日 10:01

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