[2019年07月28日]

海霧のあと山きて坐る大暑かな

永田耕一郎(1918~2006)

大暑が夏の季語。
海霧(じり)は、湿気を含む暖かい風が寒流の上で冷却されて生まれる濃霧のこと。夏に、寒流が存在する北海道で多く発生します。特に、根釧原野が有名で、その土地では、「じり」と呼び、俳句でもよく使われます。
「大暑」は、24節気の一つ。その暑い時期に、一帯を閉ざしていた海霧が去ると悠然と山が表れた、と詠っています。「山きて坐る」が北海道らしい大きな表現ですね。作者は、北海道生まれの俳人です。
作者ながた・こういちろうの紹介は、2012年2月6日を参照。
(出典:大岡 信著「第九 折々のうた」、岩波新書、1991年刊)
・今朝方3時31分の地震は、震源地は三重県南東沖で、震源深さは420キロ、M6.5。これにより宮城県南部で震度4の揺れ、関東地方の広い範囲で地震を観測しました。誠に珍しい規模の地震となりました。不気味ですね。

投稿者 m-staff : 2019年07月28日 10:18

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