[2019年08月01日]

蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな

芥川龍之介(1892~1927)

暑さが夏の季語。暑し、暑き夜も同意の季語です。
ようやく梅雨が明けて猛烈な暑さとなりましたね。熱中症にご注意ください。
この句では、百合の花に揚羽蝶が飛んできて、蜜を吸い始めました。らせん状に巻いた管をすっと伸ばして花芯に差し入れます。らせん状の口器を蝶の舌とみて、これをゼンマイ(鉄条)に似ている、と作者は見ました。ゼンマイに機械としての冷たさがあり、その冷たさが夏日の暑さに呼応しています。ゼンマイの人工的な感触の思いが暑さの詠嘆の中にあります。この句は、はじめ「ゼンマイに似て蝶の舌の暑さかな」でした。
今日は、弘前ねぶた祭、盛岡さんさ踊りなど。
作者あくたがわ・りゅうのすけの紹介は、2005年6月17日を参照。
(出典:関森勝夫著「文人たちの句境」、中公新書、1991年刊)
・米軍駐留費の負担を「大幅に増加せよ」とトランプ政権が日本政府に迫っています。アメリカが日本を「収奪」しようとしています。お金で恫喝するなら、まずは沖縄の米軍基地を縮小すべきではないでしょうか。勝ち目はなさそうですが、手前勝手な危ない大統領と頭の悪い首相の戦いです。

投稿者 m-staff : 2019年08月01日 09:29

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