[2019年08月16日]

燃えさかり筆太となる大文字

山口誓子(1901~2001)

大文字が秋の季語。大文字の火、妙法の火、舟形の火、鳥居形の火、施火なども同意の季語です。
京都市で行われる盆行事の一つ。8月16日の夜に、京都市東方の如意ヶ岳の山腹に、地元保存会の奉仕で焚かれる盆の送り火で、松の割木を井桁に組んで大の字を作り、夜8時に一斉に点火します。テレビで見た限りでは、大の字が夜空に浮かんで壮観ですね。この行事の起源は寛永年間と言われています。如意ヶ岳の大文字につづき、妙法、舟形、左大文字、鳥居形が次々と灯されます。
この句では、時間の経過とともに、大文字の文字が筆太になって燃え盛っている、と詠っています。
同じ作者に次の句があります。
大文字第一画の衰へそむ  誓子
ここでは第一画の一の横棒の火が盛りを過ぎて衰えてきたことを取り上げています。
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・台風10号が日本海を北上中、お昼ごろから北日本でも大雨の予想が出されています。横須賀は強い風に雨が降っています。甲子園では晴れて今日は4試合が予定されています。第2試合で
東海大相模が登場します。

投稿者 m-staff : 2019年08月16日 09:26

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