[2019年08月17日]

身ひとつを旅荷とおもふ葛の花

上田五千石(1933~97)

葛の花が秋の季語。
日本全土の山野に自生するマメ科の蔓性多年草。晩夏から初秋にかけて15センチほどの花穂に、2センチばかりの花を多く咲かせます。大きな葉に隠れるようにして咲く花は、山上憶良によって秋草の一つに数えられ、野趣に富んだ美しさがありますね。ほのかに甘い香りも感じられます。昔は、根から葛粉をとり、茎の皮で葛布(くずふ)を織りました。
この句では、一人で旅行中の作者を旅の荷物ととらえて、葛の花の取り合わせが見事です。
作者うえだ・ごせんごくの紹介は、2005年1月19日を参照。
(出典:上田五千石著「句集・遊山」、ふらんす堂、1994年刊)
・野球の試合で一番難しいと言われるのが投手の替え時、「継投」と言われています。夏の甲子園でも継投の失敗で敗退したチームが数多くあります。最後に残るのは「総合力」のあるチーム、いったいどこでしょうね。

投稿者 m-staff : 2019年08月17日 09:18

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