[2019年08月21日]

仔猫すでに捨猫の相ほうせん花

野澤節子(1920~95)

ほうせん(鳳仙)花が秋の季語。つまべに、つまくれなゐなども同意の季語です。
まことに庶民的な花。ツリフネソウ科の1年草。原産地はインド。日本に野生する釣舟草と同じ仲間でよく似ていて、葉の付け根に赤、白、ピンク、絞りなどの花を咲かせます。女の子が紅い花で爪を染めて遊ぶことから、つまべに、つまくれないの名前がありますね。実が熟すと、軽く触れただけでも種子がはじけ飛びます。
この句では、可愛い仔猫を見ているとついぞ捨猫にされてしまいそうに感じる、と詠っています。どこか鳳仙花にもそのような気持ちにさせるところがありますね。
作者のざわ・せつこの紹介は、2005年3月9日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・49校で始まった夏の甲子園。決勝戦は22日、頂点に立つ1校が決まります。大阪の履正社対石川の星稜高校。奥川選手のピッチングがすべてを決めますね。そこを強打の履正社が打ち崩せるか、興味が尽きません。

投稿者 m-staff : 2019年08月21日 09:55

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