[2019年08月27日]

稲妻のゆたかなる夜も寝べきころ

中村汀女(1900~89)

稲妻が秋の季語。稲光、稲の殿、いねつるみ、いなつるび、いなたまなども同意の季語です。
秋の夜、はるかな空に、電光が走ることがありますね。これが稲妻で、遠いために雷鳴は聞こえてはきません。昔から、稲光で稲が実ると言われ、稲の妻と考えて稲妻とされました。
この句では、子どもも寝て、良く光る稲妻を見ながら、夫婦で夜を過ごしています。しかし、夜も更けてそろそろ寝るときがやってきました。日常生活の一断面がよくとらえられていますね。
同じ作者に次の句があります。
かばふとは頼ることなり稲妻す  汀女
稲妻がしたら、誰かに縋りつきたくにもなりますね。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・フランスで開かれていたG7サミットが閉幕。ロシアも中国も参加せずの主要7か国首脳会議は、そろそろ役割を終えて改組しなければならないでしょうね。世界の大事なことを決めることができないのですから…。それにしても危ない大統領の顔つきがだんだん悪くなりましたね。

投稿者 m-staff : 2019年08月27日 09:35

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