[2019年09月08日]

九月来箸をつかんでまた生きる

橋本多佳子(1899~1963)

九月来(らい)が秋の季語。九月も同意の季語です。
秋もそろそろを半ばを過ぎて、初めのころは残暑ですが、少しずつ大気が澄んで爽やかになってきます。天候の変化も大きくて、台風のシーズンでもありますね。台風15号が接近中。
この句は、作者が大阪の病院へ入院中に作られました。炎暑の中を2か月も過ごした作者に、9月の涼風の到来は本当に生きた心地がしたことでしょう。「箸をつかんでまた生きる」が切実ですね。
同じ作者に次の句があります。
九月の蹠ぴつたり生きて立つ  多佳子
蹠(あうら)とは、足の裏のこと。これはまた、生きていることの嬉しさが伝わってきます。
今日は、白露。大相撲九月場所初日。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年1月25日参照。
(出典:大岡 信著「第十 折々のうた」、岩波新書、1992年刊)
・野球U18、5位、順当。米国と台湾が決勝戦。3位4位戦は韓国と豪州。エンジェルスの大谷選手は4番DHで1本塁打17号、5打点、試合中。相手はシカゴホワイトソックス。

投稿者 m-staff : 2019年09月08日 09:35

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