[2019年09月09日]

菊の日や水すいと引く砂の中

宇佐美魚目(1926~2018)

菊の日が秋の季語。重陽、重九、重陽の宴、菊の節句、九日節供、菊水なども同意の季語です。
陰暦9月9日の節句のこと。陽とされた九の数が重なるのは目出度いことだとして、高い丘にのぼって、菊花酒を飲み、長寿を願いました。平安時代には重陽の宴の宮廷行事になり、菊の酒を賜りました。1月7日、3月3日、5月5日、7月7日とともに五節句と言われています。
この句では、重陽の日に、砂に水をかければ、すいと水が引いてゆくのが見える、と詠っています。
作者うさみ・ぎょもくの紹介は、2006年6月21日参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・昨晩から今朝にかけて、台風15号が雨と風の猛威をふるって北上してゆきました。午前2時半ごろから3時半ごろがピークで、風速42メートルを記録しました。しかし、停電もなく無事に夜が明けて行きました。自然の驚異ですね。

投稿者 m-staff : 2019年09月09日 10:34

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