[2019年09月18日]

糸瓜さへ仏となるぞ遅るるな

正岡子規(1867~1902)

糸瓜(へちま)が秋の季語。糸瓜(いとうり)、長瓜、糸瓜棚なども同意の季語です。
ウリ科の蔓性1年草。日本へは江戸時代に中国から渡来したとされています。夏から秋にかけて黄色の五弁の花をつけ、果実は深緑色で円筒形。
この句では、「草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)」という前書きがあります。草も木も国土もみなことごとく、そのままで仏になるという意味。そうであれば、庭に垂れている愚かそうな糸瓜でさえも仏になると考えられます。決してこの糸瓜に後れを取ってはなりません。人もまたそのまま仏になる、と詠っています。
今日は、社日。土の神を祭って収穫のお礼参りをする日。
作者まさおか・しきの紹介は、2005年1月20日を参照。
(出典:小澤 實「名句の所以」(毎日新聞出版、2018年刊)
・千葉県の停電は、4万8900戸。「通電火災」が心配です。断水は、8500世帯。サウジアラビアのエネルギー相は「原油供給が通常に戻った」と発表。国連総会が開幕しました。日銀は、今日から金融政策決定会合、金融緩和の対応が注目。

投稿者 m-staff : 2019年09月18日 09:51

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