[2019年10月01日]

あっそれはわたしのいのち烏瓜 

正木ゆう子

烏瓜が秋の季語。玉瓜(からすうり)、玉章(たまずさ)も同意の季語です。
今日から消費税が8%から10%へ増税。仕組みが複雑すぎてよく理解できませんね。混乱がしばらく続きますね。
烏瓜は、ウリ科の多年草。野原などに自生し、長い蔓を出して木や竹に絡みつき、赤く熟れた楕円形の実を垂れます。秋が深まると赤く熟してきますね。種は蟷螂の頭に似ており、また結び文の形をしているので玉章と呼ばれています。
この句では、真っ赤に熟れて、ぶら下がっている烏瓜の実は、「あっ」、それは本当は私の命と詠っています。この場合、「それ」とは「わたしのいのち」のこと。そこで烏瓜が表れ、「いのち」が観念ではなく、「もの」として提示され、あかあかとあることが不思議な危機感を覚えさせます。
今日は、衣更え、法の日、共同募金開始日。
作者まさき・ゆうこの紹介は、2014年3月4日を参照。
(出典:小澤 實「名句の所以」(毎日新聞出版、2018年刊)
・1949年10月1日に中華人民共和国が建国されて70年となるのを祝う祝賀行事が北京の天安門広場で行われます。国慶節と呼ばれます。香港の警察とデモ隊の動きが心配です。

投稿者 m-staff : 2019年10月01日 10:01

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