[2019年10月12日]

野葡萄は熟れて汁出す草競馬

平畑静塔(1905~97)

野葡萄が秋の季語。ざとうえびも同意の季語です。
街中の空き地や垣などでも見かけますね。実の色が様々な青色なので目立ちます。ブドウ科の蔓性植物。一つの房に白色、淡緑色の実が集まりまばらについて、これがやがて青紫色や紅紫色へと変わってゆきます。野趣のある実の付き方が茶人に好まれ、茶花として珍重されています。山葡萄と違って食べられません。
この句の「草競馬」は、農村などで行われる小規模な競馬のこと。
晩秋の野葡萄が熟れて汁を出すころになると、村では草競馬が始まるよ、と詠っています。
今日は、芭蕉忌。
作者ひらはた・せいとうの紹介は、2005年4月7日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・台風19号が八丈島の西約269キロメートルの海上を時速20キロメートルで北上中。気圧は935ヘクトパスカル、風速は45メートル。(12日9時推定)今晩が勝負です。

投稿者 m-staff : 2019年10月12日 09:37

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7016