[2019年10月17日]

月の道子の言葉掌に置くごとし

飯田龍太(1920~2007)

月の道が秋の季語。月、初月、新月、夕月、昼の月、月夜、月の出、月光、月明りなども同意の季語です。
月は1年中身近なものであり、四季問わずそれぞれに趣がありますが、すがすがしさは秋に極まるので「月」と言えば「秋の月」を指します。
この句では、月夜の道を幼い子の手を引いて、外出から家に帰る光景が浮かんできます。ようやく言葉を覚えた幼子と父親が会話をしていて、それを「子の言葉掌に置くごとし」と柔らかく表現しています。作者は6歳の次女を亡くしていて、その幼子の思いが句になっています。。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・被災地は、猛威をふるった台風19号の後始末で、大変な状況ですね。振り返ってみれば、それぞれの被災地の自治体の対応が生死を分けたとも言えます。大雨特別警報への甘い対処が人の命を失ったと言っても過言ではありません。肝に銘じて今後の行政を進めなければなりません。

投稿者 m-staff : 2019年10月17日 09:32

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