[2019年10月21日]

末枯の陽よりも濃くてマッチの火

大野林火(1904~82)

末枯(うらがれ)が秋の季語。
晩秋になって、木や草の枝先や葉の先のほうから枯れ始めることを言います。冬の訪れを感じさせるものですね。冬の枯野よりも、もっと微妙な季節の移り変わりは昔から人の心を動かし続けて来ています。
この句では、末枯が囲んでいる中でマッチを擦っています。その火の色が末枯のある陽よりもずっと濃い、と作者は見ました。末枯の中の陽の色とマッチの火の色のような集中した濃い色との対比が、晩秋の季節感を生んでいますね。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・9月20日に始まったラグビーワールドカップの日本は、ちょうど1か月が経って、ベスト4に進出ならず、南アフリカに地力の差で敗れました。それにしても目標のベスト8を達成、本当に頑張りましたね。楽しまさせてもらいました。

投稿者 m-staff : 2019年10月21日 09:44

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