[2019年10月29日]

さびしさよ馬を見に来て馬を見る

高柳重信(1923~83)

無季句。
さびしさとは何でしょう。それまでにあった生気や活気が失われて物足りなさを感じることでしょうね。人は、より便利さを求めて、自分に都合の良いようにイメージを作り上げて、そのイメージの中で生きている場合が多く見られます。
この句のように、実際に馬を見ていても、いわゆる本来の馬を見ていることにはならない場合がある、と作者は考えています。それが作者の「さびしさ」なのでしょうね。
作者たかやなぎ・しげのぶの紹介は、2010年5月15日を参照。
(出典:平井照敏編「現代の俳句」、講談社、1993年刊)
・ワールドシリーズは、アストロズがホームのヒューストンで2連敗し、アウェーのワシントンでナショナルズに3連勝し、王手をかけました。昨日の試合には、トランプ大統領がスタンドに顔を見せて、大ブーイングを受けていました。10月2日から始まったプレイオフもいよいよ優勝者が決まりますね。

投稿者 m-staff : 2019年10月29日 09:51

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