[2019年11月01日]

曇日の石とむきあふわが秋思

桂 信子(1914~2004)

秋思(しゅうし)が秋の季語。秋懐、傷秋、秋あはれ、秋淋しなども同意の季語です。
今年もあと2か月となりました。光陰矢の如しとはよく言ったものですね。
秋思は、事に寄せてしみじみと秋を感じること。また、物を見てしみじみと秋を思うこと。昔から「千々にもの思ふ」と言い、そのような人生の寂寥、生きていることから生まれる物思いを多くの人は感じてきました。秋の過ぎゆく中で、心の揺らめきを感ずることが「秋思」の本当の意味になります。「秋懐」も同じです。
この句では、秋の曇り日に、何となく石を見ていて、石が語り掛けて来るようで、ふと秋思はここにあるのだ、と作者は思い至りました。
今日は、古典の日、灯台の日、計量記念日などいろいろ。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・ワシントン・ナショナルズは、ブリューワーズ、カージナルス、アストロズを破り、2019年ワールドシリーズで初優勝。レギュラーシーズン162試合、プレイオフ17試合目の快挙です。ものすごい体力と精神力ですね。今年のシリーズは「外弁慶シリーズ」と呼ばれ、ホームでは勝てなくて、敵地で勝つという不思議な現象が見られました。また来年を楽しみに冬の季節を乗り切りましょう。

投稿者 m-staff : 2019年11月01日 09:56

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