[2019年11月06日]

胸中に何の火種ぞ黄落す

手塚美佐

黄落(こうらく)が秋の季語。黄落期も同意の季語です。
黄落とは、楢や櫟など木の葉が黄色に紅葉して落ちることを言います。また、地上に落ちている葉を指している場合もあります。黄葉の代表ですね。銀杏やプラタナスの葉が色づいて落ちる光景はとても美しいものですね。
この句で言う「ぞ」は、胸の内で強くとらわれている思いの吹っ切れなさを強める働きがあります。作者の胸中にある「火種」は何でしょうね。「火種」と「黄落」は相反するものですが、自然の例えば銀杏などを見て、作者は自己の思いを詠っています。
作者てづか・みさの紹介は、2008年1月17日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・寒くなってきました。台湾で野球の「プレミア12」が始まりました。侍ジャパンの初戦の相手はベネズエラ。7回まで苦戦しましたが、8回に大逆転。菊池が大活躍でした。今晩は、プエルトリコと対戦します。

投稿者 m-staff : 2019年11月06日 09:41

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7046