[2019年11月07日]

秋深き大和に雨を聴く夜かな

日野草城(1901~56)

秋深きが秋の季語。秋深し、秋闌ける、深秋、秋深む、秋さぶなども同意の季語です。
すべてのものが冬へ移ろうとする晩秋の静けさを言います。人の心の持ちようによっては様々ですが、晩秋は、1年のうちで一番自然の気配が身に沁みて感じるひとときですね。深秋は、秋の終わり近くなって、見るもの聞くもの思うことすべてはかなく感じられ切ない気持ちが胸に湧いてきます。
この句は、奈良であればこそ、静かな夜に、雨の音を聴いている作者の心のありようがひしひしと伝わってきます。
作者ひの・そうじょうの紹介は、2005年1月9日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・今日一番の楽しみはボクシング。さいたまスーパーアリーナでWBA・IBF世界バンタム級王者、井上尚弥選手が5階級王者WBAスーパー王者、ノニド・ドネアとワールド・ボクシング・スーパーシリーズ決勝を行います。井上選手ほど素晴らしいボクサーは二度と生まれないほどの逸材。好試合を期待します。

投稿者 m-staff : 2019年11月07日 10:05

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7047