[2019年11月26日]

湯豆腐やかけらの影のあたたかし

飴山 實(1926~2000)

湯豆腐が冬の季語。
湯豆腐の季節になりましたね。冬の鍋物の中でも湯豆腐は大人の料理。手軽であっさりしたところが喜ばれています。湯気の立つ鍋の中で豆腐をすくい取り、葱や鰹節などの薬味を入れて生醤油をかけて食べる情緒は、これぞ冬の料理と言ったところでしょうか。
この句では、わざわざ何か「かけらと呼ぶものの影」に焦点を当てているところに新味がありますね。それも湯豆腐との取り合わせですから、考えてしまいますね。湯気を上げる鍋を囲んでいる人の中に答えがありそうです。
作者あめやま・みのるの紹介は、2007年6月27日を参照。
(出典:平井照敏編「現代の俳句」、講談社、1993年刊)
・ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、長崎、広島、東京と4日間にわたる日程をタフにこなして、今日昼前にヴァチカンへ帰ります。80歳を超えての活動に頭が下がります。少しでも世界の平和がかなえられますように。

投稿者 m-staff : 2019年11月26日 10:03

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7068