[2019年12月06日]

わが頬にふれてあたたか枯芒

山口青邨(1892~1988)

枯芒が冬の季語。枯尾花、尾花枯る、芒枯る、冬芒なども同意の季語です。
冬枯れの姿の筆頭は芒でしょうね。秋には、美しく風になびいた芒も、冬になると霜に会い、冷たい雨に打たれて、葉も穂も枯れつくしてしまいます。尾花は芒の別名で、花穂を雄鶏の尾に見立てたものです。芒は、冬の日が射して白く輝き、美しく見えます。また、わびし気に見えるときもありますね。
この句で作者は、芒の野原に出かけて、頬に当たった芒の穂を暖かく感じて、ほっこりとしている姿を詠っています。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・関東では、このところ茨城県や栃木県で最大震度4や3の地震が起きています。気象庁は、発生場所や深さ、メカニズムによって大きく3つに分けられ、それぞれに関連性が無いとしています。今が特異な状況になっているわけではありませんが、改めて備えを見直すなど点検を行って欲しいとしています。

投稿者 m-staff : 2019年12月06日 10:13

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