[2019年12月16日]

おでん煮えさまざまの顔通りけり

波多野爽波(1923~91)

おでん煮えが冬の季語。関東炊、おでん屋、おでん鍋、おでん酒なども同意の季語です。
おでんの季節ですね。おでんは、煮込み田楽の略称です。出汁と醤油ベースの汁に、大根やこんにゃく、豆腐にちくわぶと様々な具を煮込んだもので、それをふうふうしながら食べるのが愉快ですね。関東の濃い味が主流で、関西ではおでんのことを関東炊と言います。
この句は、屋台のおでん屋でしょう。匂いにつられて様々な人たちがそのそばを通って行く中で、作者は悠然と熱燗を飲んでいるようですね。
作者はたの・そうはの紹介は、2005年3月15日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・190のを超える国と地域が参加してスペインで開かれていた「COP25」が閉幕。40時間にわたる延長交渉のすえ、ようやく対策の強化を各国に促すことを盛り込んだ成果文書を採択して解散。関係者はこれから国に帰って若者や子供たちに何と説明するのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2019年12月16日 09:44

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