[2019年12月23日]

麓まで半日かかる冬すみれ

橋 閒石(1903~92)

冬すみれ(菫)が冬の季語。寒すみれ、冬のすみれも同意の季語です。
冬すみれという品種があるのではありません。特定の種類のすみれを意味するのではありません。野山の日だまりなどで、冬でも見かけるすみれ草の花をいいます。枯れ葉の上に、藍色の小さな花をかかげたすみれは可憐に見えます。また、庭の日だまりにいつの間にか咲いていることがありますね。春の物に比べて小さく、色も淡く見えます。
この句では、山の下の部分の麓まで、歩けば半日かかるというのですから大変ですが、もうすぐ暖かい季節が来ることを信じて前に進もうと作者は考えています。
作者はし・かんせきの紹介は、2005年5月4日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・今日は、上皇の誕生日(86歳)。来年3月末までに予定されている仮住まい先への引越しに向けて、荷物などの整理をされているようです。上皇后と過ごす時間を大事にされているようです。いつまでもお元気でありますように。

投稿者 m-staff : 2019年12月23日 09:50

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