[2019年12月27日]

独身や上野歩行て年忘れ

小林一茶(1763~1827)

年忘れが冬の季語。忘年、忘年会が同意の季語です。
1年の苦労を忘れて、息災であった年を祝う意味で、親しいもの同士が集まって催す宴。一説によると、室町時代から行われていたと言います。年末に年忘れの連歌が行われる慣習がありました。仕事仲間で行われる「忘年会」という言葉は、明治以降に使われるようになりました。近年は、様々な趣向をこらした忘年会が行われていますね。
この句は、1814(文化11)年、作者52歳の時の作品。独身(ひとりみ)の作者が、上野の山を歩行(あるいて)、年を忘れようとしています。
今日は、官庁仕事納め。ほとんどの会社も今日までのところが多いことと思います。明日から正月休みとなれば9連休になりますね。
作者こばやし・いっさの紹介は、2005年3月27日を参照。
(出典:丸山一彦校注「新訂・一茶俳句集」、岩波文庫、1990年刊)
・このところ毎日、暮の大掃除をしています。知らずに溜まるごみを整理しています。年末年始は、スーパーやコンビニの一部が休業するようです。人手不足や働き方改革でよいことですね。

投稿者 m-staff : 2019年12月27日 09:53

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