[2020年01月11日]

鏡開く日の姿見に老いにけり

阿部みどり女(1886~1980)

鏡開く日が新年の季語。鏡開、鏡割も同意の季語です。
お正月に歳神に供え飾った鏡餅を小さく割ってお汁粉にしたり、雑煮にしたりして食べて祝うことを言います。その際には、鏡餅を刃物など使わずに、槌などで叩き割ることを「開く」と言っています。鏡開きは1月11日に多く見られますが、4日や6日に行うところもありますね。
この句では、鏡割りの日に、作者はいつもの「姿見」にその姿を映して、気持ちは若いものに負けまいと思っても、いやいや年を取ってしまった、と慨嘆しています。鏡は正直に老いを映しています。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・任期満了となった台湾の総統選挙は午前9時から始まりました。与党民進党と野党国民党の争い。最大の争点は、将来の台湾統一を目指し中国との距離の取り方で、接戦が予想されますね。


投稿者 m-staff : 2020年01月11日 10:01

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