[2020年01月17日]

泣くものの声みな透る夜の霜

野見山朱鳥(1917~70)

夜の霜が冬の季語。霜、霜の花、霜の声、深霜、霜夜、霜晴、霜日和、大霜、強霜なども同意の季語です。
空気が澄んで冴え冴えとした寒気に包まれた静かの夜には、霜が結晶化してゆく音さえ聞こえてきそうですね。このような気配を「霜の声」と呼んでいます。
この句では、そのような静かの夜に、どこか遠くで人が泣いているような音が聞こえてきます。霜の夜の静けさを「声みな透(とお)る」と見事に表現しています。
今日は、阪神・淡路大震災から25年の節目の日(1995)。あれからもう四半世紀も経ったのですね。亡くなられた方々の冥福を祈ります。
作者のみやま・あすかの紹介は、2005年4月19日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・25年前の阪神・淡路大震災を教訓に、国(地震調査研究推進本部)は、全国で活断層の調査を進めてきました。その中で地震切迫度のある活断層が全国に31あると公表。その中に私の住んでいる三浦半島も含まれています。名称は「三浦半島断層群」。日本列島はどこに住んでも地震の起きないところはないと言っても過言ではありません。日ごろの備えが大切ですね。

投稿者 m-staff : 2020年01月17日 09:58

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