[2020年01月21日]

スナックに煮凝のあるママの過去

小沢変哲(1929~2012)

煮凝(にこごり)が冬の季語。煮凍(にこごり)、凝鮒なども同意の季語です。
煮凝は、煮魚を汁とともに寒い夜に置いておくと、魚も汁もこごりかたまります。魚は小魚や切り身を使い、特に骨にはゼラチンが多く含まれているためによくこごりますね。また、わざわざ方形の容器に魚と煮汁を流し込み、寒い夜に、あるいは冷蔵庫で固めることもあります。とても美味しいものです。
この句は、作者が最初に作った句でとても趣がありますね。スナックのママの過去まで想像をたくましくするなど、風流の何かをよく知っているところに感心しました。
作者おざわ・へんてつは、東京生まれ、本名・正一。舞台、ラジオ、映画、テレビなどで幅広く活躍。同時に、民衆芸能の民俗学研究に道を開きました。俳句は1969(昭和44)年ごろから「東京やなぎ句会」に参加して始まりました。
(出典:小沢正一著「俳句で綴る変哲半世紀」、岩波書店、2012年刊)
・世界経済フォーラムの「ダボス会議」がスイスで始まります。世界の各地から2800人を超すリーダーが集まります。特に、アメリカのトランプ大統領も参加、どのようなスピーチをするか注目されます。今回の会議の主なテーマは、環境問題。

投稿者 m-staff : 2020年01月21日 09:42

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