[2020年01月26日]

寒林を出てかなしみのいつかなし

三橋鷹女(1899~1972)

寒林(かんりん)が冬の季語。寒木(かんぼく)も同意の季語です。この季語は、冬木立と同義で使いますが、「かんりん」という語感はより強い響きを持っていますね。森閑とした静けさの中に、凛とした寒気が伝わってきます。同時に、冬木立よりも奥行きのある状景を想像させてくれます。寒中の林というよりは、厳冬期の林というべきでしょう。
この句では、何か悲しいことがあった作者が寒林を抜けてみれば、いつしかその悲しみが抜けて晴れ晴れしい気持ちになった、と詠っています。最近は、冬木立よりは多用される季語です。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
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投稿者 m-staff : 2020年01月26日 09:44

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