[2020年01月27日]

そのあたりほのとぬくしや寒牡丹

高浜虚子(1874~1959)

寒牡丹が冬の季語。冬牡丹も同意の季語です。
丹精を込めて咲かせた寒牡丹の花は、小さくかわいらしいですね。ボタン科の落葉低木。原産地は中国の西北部からヒマラヤ地方。牡丹は、初夏のものですが、栽培によっては冬に咲かせることができます。日本人ならではの風雅の追求です。春に蕾を摘んで、初秋のころには葉を取るなどすると、花芽が急に発達して、冬の間に蕾を持つようになります。
この句では、厳寒期に寒牡丹の咲いているのを見ると、その辺りは、ほのと温いように思われる、と詠っています。ほっこりしますね。
作者たかはま・きょしの紹介は、2005年1月7日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・初場所の土俵はやくも荒るるかな  久保田万太郎
昨日の徳勝龍の初優勝は上の句の通り。両横綱が休場すれば優勝争いの行方は混とんとして、まさに群雄割拠となり、誰が優勝してもおかしくない状況です。それにしても相撲のレヴェルというか、質は落ちましたね。

投稿者 m-staff : 2020年01月27日 09:39

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