[2020年02月11日]

石のかどほのくれなゐに地虫いづ  

百合山羽公(1904~91)

地虫い(出)づが春の季語。地虫穴を出づ、地虫穴を出る、蟻穴を出づなども同意の季語です。
地虫とは、狭い意味での黄金虫、甲虫などの幼虫のこと。広義では、地中に棲む虫の総称で、爬虫類や両棲類まで含まれます。寒い間、地中に冬眠していた虫たちが春の暖かさに誘われて穴を出てくることを指していますね。
この句では、庭の石の間から、ちょっぴり紅をさしたような温かさの中で、地虫が顔をのぞかせた、と詠っています。
今日は、建国記念日。1872(明治5)年、神武天皇即位の日を設定して紀元節と呼びました。戦後は「建国記念の日」という名前で復活し今に至っています。
作者ゆりやま・うこうの紹介は、2005年12月17日を参照。
(出典:平井照敏編「季寄せ」NHK出版、2001年刊)
・第92回アカデミー賞で韓国の「パラサイト 半地下の家族」が作品賞をはじめ4冠。こんなこともあるんですね。新型コロナウイルスをめぐってWHOは、感染者の99%は中国国内だとする一方で、イギリスやフランスで、中国に渡航歴のない人から感染が広がっていると発表、警戒感をあらわにしています。

投稿者 m-staff : 2020年02月11日 09:47

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