[2020年02月19日]

水温むうしろに人のゐるごとし

原子公平(1919~2004)

水温むが春の季語。温む水も同意の季語です。
春になってしばらくすると、川や沼、池など、暮らしにかかわっている水が、心なしか温まっているように感じます。芹が田溝の水に出て来り、池の水草が芽を吹いてきています。水が温むと小さな魚などが動き出し、水中に輝いて見えます。水の色も幾分明るくなってきた気がしますね。
この句では、作者の後ろに誰か人が居て、まるでその人が水を温めてくれているかのように感じられる、と詠っています。
今日は、雨水(うすい)。24節気の一つで雪が雨の変り、氷が解け始めて春の気配が歩みを強めます。
作者はらこ・こうへいの紹介は、2005年1月13日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・中国では、共産党系のメディアが保健当局の初動対応を批判するニュースを流しています。一党独裁の中国では珍しい現象です。これは1月11日から20日までの間に5000人以上が発症し、医療現場では危機感を持っていたにもかかわらず当局は直ちに適切な対策を取らなかったというものです。日本にとっても他山の石ですね。

投稿者 m-staff : 2020年02月19日 09:47

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