[2020年02月21日]

新治や沼の古草金色に

辻 桃子

古草が春の季語。こまがえる草、草駒返る、古蘆も同意の季語です。
春になって、萌え出した若草に交じって、冬を越した前年の草のことを指しています。霜が当たって薄く茶色になったりしたり、緑のくすんだ色をした草は、若草に対して古びた感じがします。古草は、気候が良くなってくると生き生きしてきます。これが「駒返る草」です。古草には懐古的な意味合いが強くしますね。
この句の「新治(にいばり)」は、開墾したての田地、新田を言います。ここでは、沼のあたりに生えている古い草が金色に光っていて、それに対して新田の草を配置しています。新旧の取り合わせが鮮やかですね。
作者つじ・ももこの紹介は、2009年3月13日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・横浜港に停泊しているクルーズ船では、今日450人が下船します。すでに19日に443人、20日に274人、21日は最大で450人程度となる見通しです。後はクルーズ船の乗員をどうするかですね。

投稿者 m-staff : 2020年02月21日 09:53

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