[2020年02月24日]

ふるひ寄せて白魚崩れん許りなり

夏目漱石(1867~1916)

白魚が春の季語。しらを、白魚捕、白魚汲む、白魚網、白魚汁、白魚飯なども同意の季語です。
シラウオ科の1年魚。体調10センチの細長い小魚。墨を一滴垂らしたような黒い目が印象的。汽水域や内湾に棲んでいて、春になると川や湖に上ってきます。四つ手網のほかに、落し網や立網を張ってとります。躍り食いのほかに、酢の物、てんぷら、吸い物、卵とじ、白魚飯と様々に料理されますね。
この句は、網にかかった白魚の透けるほど可憐な体を「崩れん(許)ばかり」と表現したところに余情がありますね。
今日は、天皇誕生日の振替休日。新型コロナウイルスの影響でお出かけもままならず。
作者なつめ・そうせきの紹介は、2005年2月17日を参照。
(出典:坪内稔典著「俳人漱石」、岩波新書、2003年刊)
・習近平国家主席は共産党の重要会議で「今回の感染拡大は建国以来、最も抑え込むのが難しい公衆衛生事件であり、中国にとって国家の危機だ」と発言したうえで、予防対策を徹底しながら経済や社会への影響を最小限に抑えておく方針を指示したと言われています。

投稿者 m-staff : 2020年02月24日 09:48

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