[2020年02月26日]

石蓴打ち上げて通りし春一番

右城暮石(1899~1995)

春一番が春の季語。春一、春二番、春三番なども同意の季語です。
春になって最初に吹く強い南寄りの風で、今年の関東地方では2月22日の土曜日に吹きました。長崎県対馬、壱岐の漁師たちの使っていた言葉が、戦後は新聞やラジオなどで広められ、気象用語として定着したものです。春一番は、大陸から日本海に入ってきた発達した低気圧に、南の暖気が流れ込んで吹くものですね。
この句の石蓴(あおさ)は、緑藻類の海藻のことで、海岸の岩石に着生し、青のりの代用品。春一番で岸辺へ石蓴が打ち上げられた姿を詠っています。
今日は、2・26事件の日。1936(昭和11)年、あれから84年が経ちましたね。
作者うしろ・ぼせきの紹介は、2006年10月30日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・中国と日本を除いて、新型コロナウイルス感染者が確認された国と地域は38にのぼり、感染者は1840人。油断をするととんでもないことになります。相当思い切った封じ込めをしないと拡大は防げません。それぞれの国の指導者には、何よりも実行力が問われます。

投稿者 m-staff : 2020年02月26日 09:38

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