[2020年02月28日]

鳥雲に踏む自転車の覚束な

田村圭三

鳥雲にが春の季語。鳥雲に入る、雲に入る鳥、雲に鳥なども同意の季語です。
秋から冬にかけて日本で過ごした渡り鳥は、春とともに北へ帰ります。その影が雲の間に見えて遠く消えてゆく姿を「鳥雲に入る」と表し、略して「鳥雲に」と言いますね。このように目を細めてみる雲間に、春の光りが漂っています。
この句では、自転車を踏んでいるこどももどこかふわふわとしてくるような、そのような春の訪れがこの季語を和して気持ちよく響きあっています。
作者たむら・けいぞうの紹介は、2010年1月28日を参照。
(出典:大岡 信著「第六 折々のうた」、岩波新書、1987年刊)
・新型コロナウイルス感染症の感染拡大が各国で続き、東証株価は一時700円以上の値下がり、NYダウは過去最大の1190ドルの値下がり、世界的に株安連鎖が止まらない状態。政府は全国の小中学校や高校に臨時休校を要請。いずれも目の離せない環境になっています。

投稿者 m-staff : 2020年02月28日 10:02

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