[2020年02月29日]

一切を残して空へ花こぶし

榊原風伯

花こぶし(辛夷)が春の季語。辛夷、木筆、やまあららぎ、こぶしはじかみ、田打桜なども同意の季語です。
モクレン科の落葉高木。平地や低山の林などに生え、庭にも植えられています。高さは20メートルほどにもなるものがあります。葉が伸びる前、枝先に白い花をつけます。辛夷の名前は、つぼみの形が赤子の拳に似ているところから付けられました。この花が咲く頃、農家は忙しくなりますね。
この句は、横須賀市西公園のこぶしの木を見ていると、亡くなった知人の姿が思い出され、まるで後のことを一切忘れて、空へ帰ってしまった、と詠いたくなってしまいました。
今年は、閏の年。季節と暦月とを調節するために、平年より余分にもうけた暦日、暦月。太陽暦では4年に1回、2月の日数を29日とします。
(出典:俳誌「炎環」2016年5月号より)
・ついにWHOは、新型コロナウイルス感染症の危険性を、「非常に高い」に引き上げました。「感染は世界各地に迫りつつあり、各国が対策を実施し、市民を守る義務を負っていることを伝えたい」と述べています。悲痛な叫びですね。

投稿者 m-staff : 2020年02月29日 10:00

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