[2020年03月01日]

のめといふ魚のぬめりも春めけり

茨木和生

春めけりが春の季語。春動く、春兆すなども同意の季語です。
草木や虫、鳥など自然のものに、春らしさを覚えるころは、少しばかり浮き浮きしてきますね。春めくという季語には、春を待つ思いが強くあることが感じられます。
この句の「のめ」という魚は、京丹後の久美浜で売られています。
作者は、珍しい魚の名前にひかれて、店先で「一匹を持ち上げてみると15センチほどの細い魚は、ぬるぬるとしており。日ざしに透くようなぬめりが尾に集まっていた」と述べています。「のめ」という魚の名前は方言でしょうね。けれども、のめ、ぬめ、春めなど、同じような語感の言葉を繰り返すことによって面白さが伝わってきます。
今日から全国火災予防運動週間。
作者いばらき・かずおの紹介は、2010年4月30日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・WHOなどの専門家チームの「新型コロナウイルスの調査報告書」によると、感染者の症状は、発熱、せき、倦怠感、たん、息切れ、喉の痛み、頭痛などとなっています。感染すると平均で5日~6日に症状が出るそうです。感染者の約80%は症状が比較的軽く、肺炎の症状が見られない場合もあったとのこと。正しく怖がりましょう。

投稿者 m-staff : 2020年03月01日 09:59

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