[2020年03月05日]

啓蟄の奈落より出づ役者かな

松崎鉄之介(1918~2014)

啓蟄(けいちつ)が春の季語。
24節気の一つで、雨水の後15日目にあたります。月令という書物によると「仲春の月、蟄虫(ちっちゅう)咸(みな)動き、戸を啓(ひら)きて始めて出づ」とあります。蟄虫とは、土の中に冬眠していた虫のこと。そのような虫には、蟻、地虫、蛇、蜥蜴、蟇、蛙などがありますね。
この句では、芝居の奈落のことから啓蟄に思いをはせています。奈落は、劇場で、花道の下や舞台の床下の地下のことで、そこから役者が体を出してくる、と詠っています。まるで啓蟄の虫のように。
作者まつざき・てつのすけの紹介は、2005年4月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・香港政府は新型コロナウイルスの感染者の女性が自宅で飼っていた犬にウイルスが感染していたと発表。人から感染とみられています。香港政府は、犬などのペットを飼っている市民に、動物に触るときはよく手を洗うこと、清潔な環境を保つこと、体調の悪い人は接触を控えるよう望んでいます。

投稿者 m-staff : 2020年03月05日 09:53

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