[2020年03月09日]

黄水仙瞠きて咲く殉教碑

中山純子(1927~2014)

黄水仙が春の季語。
花壇の中で、ひと際精彩を放っているのが黄水仙。黄色の光りがほかの花を圧倒しています。ヒガンバナ科の多年草。南欧原産で日本には江戸の末期に渡来しました。観賞用に庭園などによく植えられていますね。春に、葉の間から花茎を伸ばして、頂に香りの良い濃い黄色の花を咲かせます。切り花としても好まれ、多数の園芸種があります。
この句はどこの殉教碑でしょうか。自己の信仰する宗教のために、その身命を犠牲にした人への碑。黄水仙が瞠(みひら)いて咲いています。情景がすぐに浮かんできますね。
作者なかやま・じゅんこの紹介は、2008年11月3日を参照。
((出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・新型コロナウイルスの感染拡大で大阪の大相撲春場所、無観客開催。テレビで見ると、何か霞がかかったような状態で、取り組みだけが淡々と進行していて白けてしまいますね。プロ野球のオープン戦も無観客試合、ただ消化しているだけに見えます。

投稿者 m-staff : 2020年03月09日 10:01

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