[2020年03月19日]

刃を入れしものに草の香春まつり

飯田龍太(1920~2007)

春まつり(祭)が春の季語。
現在、季語として使われている「春祭り」は、春季に行われる祭礼を広く指しています。橿原神宮、春日神社などの特定の祭りを指すばかりではなく、名もない村社の祭りを指すようになりました。古い日本の習俗から言えば春祭りは、その年の田の実りを祈願する行事、例えば、春駒、春田打ちなどがそれにあたりますね。
この句では、その年の豊作を願って春の祭りをしているとき、野菜に包丁を入れてみると、草の香りがしていると詠っています。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
、(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2020年03月19日 18:26

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